ヴェルファイア20系の前期と後期の違いとは？比較するポイント

車が好きな人や興味のある人にとっては、同じ車でも型式やモデルの違いについて理解をしていることが多いです。

 

マイナーチェンジをしたら若干の変更をメーカーはしますが、どのような部分が変化したのかは一部の人はチンプンカンプンではないでしょうか？

 

ここではトヨタのベルファイア20系の、前期後期の違いを紹介してきます。

 

トヨタ車のヴェルファイア20系とは？

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ヴェルファイア20系の「20系」とは「GGH20W」という、ヴェルファイアの型式名の数字の部分を指しています。

 

ヴェルファイアはネッツ店で販売されていて、デビューから圧倒的な人気を誇っています。販売から1ヶ月で3万6000台も売上を伸ばし、ミニバンとしては異例の大ヒットした車種でもあります。販売から3年後に後期に移行されました。

 

車としての完成度はさらにアップして、特別装備が充実している「ゴールデンアイ／タイプゴールド」などや、スポーツバージョンの「G’s」が追加されています。

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このことで、バリエーションが豊富となり選べる選択肢が増えたのです。

 

ヴェルファイアのカスタムパーツを探すときや、普通にヴェルファイア専用の社外パーツを探すときも、「20系専用」と表示されている場合がありますが、これは年式を表しているので「○○系」と呼んでいるのです。

 

車屋さんでは車名で話をしていることは少なく、車の話をする場合はすべて型式名で話をしますし注文を受け付けます。

 

ヴェルファイアをもし「現行型」と言ってしまうと、いつ販売されたモデルかわかりません。

 

いつ販売されたモデル化を明確にするには「20系」とか、「30系」で呼んだほうがいつの年式7日がわかりやすいのです。

 

ヴェルファイア20系前期と後期はマイナーチェンジをした、2011年9月を堺に区別されています。前期・後期というのはマイナーチェンジをする前が前期で、マイナーチェンジをした後のモデルを後期と言います。

 

そして、ヴェルファイア20系にしかない特別なバージョンが「G’s」で、ヴェルファイア30系にはありません。この先、「GR」が追加されるかもしれませんが、現時点では20系ヴェルファイアにしかスポーツモデルは存在しません。

 

ヴェルファイア「G’s」には専用のアルミホイールやバンパーなどや、専用のサスペンションなどが装着されています。他にもスポット溶接が大幅に追加されているので、スポーティな走りを体感できるモデルとなっています。

 

ヴェルファイア20系のボディサイズは、「全長：4885mm全幅：1840mm全高：1900mm」です。ボディサイズとしてはそれほど大きくなくて、乗りやすいという口コミもあります。

 

ヴェルファイア20系の前期と後期の違いとは？

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ヴェルファイアの前期と後期の違いは、フロントグリルのメッキガーニッシュが後期のほうが多いです。

 

フロントグリルのメッキガーニッシュが増えたことで、迫力のあるデザインに進化しました。ヴェルファイアのフロントグリルは、ガーニッシュの本数も増えましたが、グリルインナーのバーの太さも前期と後期とでは違います。

 

そして、グリルの両側面部分のピラーやバンパーとの接合部分は、前期と後期で専用となっています。グリルにあるエンブレムも前期では飛び出た感じですが、後期ではグリル平面に合わせてエンブレムは取り付けられています。

 

エンブレムも前期と後期では微妙に、サイズが異なったりして仕様が違うようです。さらに、前期と後期とでは、フロントバンパーの形状が若干違います。

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本当に言われないと気が付きませんが、バンパーのフォグランプ部分のデザインが違います。その結果、前期よりもシャープな印象となりました。

前期は柔らかいソフトで丸っこい感じのデザインでしたが、後期ではエッジが効いたシャープなデザインとなっています。

 

マイナーチェンジ後の車はどれも同じですが、本当に前期と後期を並べてじっくりと見比べないと、全然わかりませんし言われないときがつけない部分もあります。

 

ヘッドライトも若干すぎる変更があるようで、前期と後期の違いは、レンズ横の縦バーとレンズ上下を分断しているガーニッシュが違います。

 

実際に並べて見比べても「え～、どこが違うのかなぁ」と、時間をかけて探して「あ、ここかぁ！」と、数分かけてやっと見つけられる違いです。

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そして、ヴェルファイア前期と後期の違いで一番に見つけることが出来るのが、後期のバンパーにはグリル真下に長尺のダクトが追加されています。

 

フロントバンパーを見ただけでも、前期か後期かを見分けることができますよ。

 

次にヴェルファイアの前期と後期の違いは、バックランプが前期が真四角で後期は横長になっています。

 

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ヴェルファイアのリアナンバーの上にあるガーニッシュも、後期はメッキ調のパーツが取り付けられていて、安っぽさをなんとかなくそうとしているように感じます。

 

ヴェルファイア前期はボディ同色でした。リアバンパーなどやリユレクターなどはヴェルファイアの前期と後期は、共通となっていてウインカー部分は全車クリアになっているのは、前期も後期も変わりはありません。

 

ヴェルファイア20系の前期と後期の部品は共通している？

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ヴェルファイア前期と後期の違いを見てみると、形は同じでもデザインだけが異なっているので、ポン付けができそうな感じがしませんか？

 

ディーラーに質問しても「微妙にサイズが合わないんですよねぇ」と、ニヤニヤしながら取り付けられないというふうに、回答することが多いです。

 

でも、実際に取り付けてみるとポンつけで取り付けることができたり、若干の加工が必要でも取り付けられることが多いのです。

 

まず、ヴェルファイア後期のグリルを前期のヴェルファイアに、取り付けることはできそうですね。ヴェルファイアのグリルを前期と後期のグリルを並べて見比べると、大きさが違うことが明らかにわかります。

 

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グリルの下側を固定する爪を見比べると前期は4つの爪で固定されているのに対し、後期は6つの爪で固定されています。爪の数が違うしグリルのサイズが違うので、ディーラーの言う通りサイズが違うため、取り付けは加工しないと不可能だと言えます。

 

次に、フロントバンパーもマイナーチェンジ程度なので、前期に後期のバンパーをポン付けで取り付けられそうです。しかし、残念ながら後期バンパーを前期ヴェルファイアに取り付けようとすると、前期バンパーよりも前に出てしまうのです。

 

取り付けには「ロングナットとステンレス寸切」を使えば、なんとか取り付けは可能ですが全長が変化するので、構造変更の手続きをしないといけない可能性もあります。

 

ヴェルファイアのヘッドライトは前期後期も違いがないので、ポンつけは出来るようですが取り付けは自己責任でお願いします。

 

次に、テールランプの場合は、前期と後期は確実に同じなので、自信を持ってポンつけで取り付けができると断言できます。

 

車好きが集まるSNS「みんカラ」でもヴェルファイアの前期に、後期のテールランプを取り付けている情報があるので、興味があるなら一度見てみると良いでしょう。

 

まとめ

ヴェルファイアの前期と後期は若干の違いもあり、明らかな違いもありましたがデザインに関しては、好みが分かれるはずです。ヴェルファイアのデザインは見る人を圧倒して街中でも、目立ってしまいやすいですが、前期と後期では細かいデザインに違いがあります。

 

現在は20系にしか無いスポーティモデルもあるので、好みに応じたヴェルファイアを買うのも良いでしょう。他にも、ヴェルファイアのカスタムをする場合も、前期モデルに後期のパーツを移植するなどの楽しみ方もあります。

 

前期のヴェルファイアに後期モデルの部品が取り付けられるなら、その逆もできるということになります。もし、ヴェルファイア20系の中古車を買うなら、色々な細かい部分を見て前期か後期かを、見定められるようになるとより楽しい選び方が出来るでしょう。