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ヴェルファイアは30系後期になって安全性に力を入れています。トヨタのセイフティーを装備して、運転手のサポートが万全なのも魅力的です。
また外見でも、ヴェルファイアのフロントが大きく変わりました。大きく見えるフェイスになり、マイナーチェンジをすませたのも旧型と大きく異なる点です。
今回は、新型ヴェルファイアと旧型のヴェルファイアのスペックの違いや、ヴェルファイアの年式別を比較していきたいと思います。
Contents
新型ヴェルファイアのスペック
引用:https://toyota.jp/vellfire/
新型ヴェルファイア30系には「3.5L」「2.5L」「2.5Lハイブリッド」の、3種類あります。それぞれヴェルファイアのスペックが、違うので紹介をしていくことにしましょう。
ヴェルファイア(3.5L)のスペック
引用:https://toyota.jp/vellfire/
3.5L | ヴェルファイア(30系) |
最高出力 | 301PS/6600rpm |
最高トルク | 36.8kg.m/4700rpm |
燃料タンク容量 | 75L |
ヴェルファイア(3.5L)のスペックは以上となります。
ヴェルファイア(3.5L)のエンジンスペックは、最高で301PS、最大で36.8kgf・mと、もはやスポーツカー並みの加速力ですね。
まさに、高級セダンのような走りをミニバンに落とし込むという、そういう車ですね。
ヴェルファイア(3.5L)はV6モデルのなかで、もっともスポーティなエンジンですが、アクセル操作に対してレスポンスは、穏やかな感じです。それでも、力強い走りは凄いとしか言いようがないですね~(笑)
ヴェルファイア(3.5L)のアイドリングは、ほかの「2.5L」やハイブリッド車と比較して、耳に届くエンジン音は豪快ですが低音が強調された耳障りとは、意外にも無縁なサウンドとなります。乗っていて、心地が良い!
ヴェルファイア(2.5L)のスペック
引用:https://toyota.jp/vellfire/
2.5L | ヴェルファイア(30系) |
最高出力 | 182PS/6000rpm |
最高トルク | 24kg.m/4100rpm |
燃料タンク容量 | 75L |
2015年1月から「2AR-FE型」2.5L直列4気筒エンジンが、ヴェルファイアに搭載されていて、2018年では変更はありません。
燃費はハイブリッド車には、とてもかなわないのですが、「11.6~12.8km/L」と大型のミニバンとしては、まあまあな燃費性能だと感じます。
0-100km/h加速タイムが11.3秒という、低速からスムーズで力強い走りが期待できます。高速巡航時も安定性と余裕のある走りをします。
2.5Lヴェルファイアは市街地でも使いやすく、低速から中間トルクに不満がでないほど、力強い走りをします。
「3.5L」は不要に思えるほどトルクに不足はなく、アクセルも軽く踏むだけでスムーズに加速していきます。
ヴェルファイア(2.5Lハイブリッド)のスペック
引用:https://toyota.jp/vellfire/
2.5Lハイブリッド | ヴェルファイア(30系) |
最高出力 | 152PS/5700rpm |
最高トルク | 21kg.m/4800rpm |
燃料タンク容量 | 65L |
ヴェルファイア(2.5Lハイブリッド)の加速性能は、高速道路での合流でアクセル全開にしたときに、絶対的な加速力は重量が重いということもあり、加速力は余り期待しないほうが良いでしょう。
ヴェルファイア(2.5Lハイブリッド)には、モードの切替ができますが、エコモードからノーマルモードに切り替えると、明らかな違いを感じ取ることが出来るはずです。
エコモードだと加速はかったるいと感じますが、それは燃費重視になっているので多少は仕方のないことですね。
旧型ヴェルファイアのスペック
引用:https://www.carsensor.net/
旧型のヴェルファイア20系には「3.5L」「2.4L」のエンジンが搭載されています。
排気量が違うので、もちろんエンジンスペックも異なるので、旧型のヴェルファイアの「3.5L」「2.4L」を、紹介していきます。
旧型ヴェルファイア(3.5L)のスペック
引用:https://www.carsensor.net/
3.5L | ヴェルファイア(20系) |
最高出力 | 280PS/6200rpm |
最高トルク | 35.1kg.m/4700rpm |
燃料タンク容量 | 65L |
初代ヴェルファイアの「3.5L」のエンジンスペックは、新型ヴェルファイアと比較しても、それほどパワーのあるエンジンではありません。
それでも、最大出力「280PS/6200rpm」で最大トルクが、「35.1kg.m/4700rpm」となっているので結構パワーはある方だと言えます。これほどのパワーがあれば重量は感じさせない走りも、可能です。
ヴェルファイア(2.4L)のスペック
引用:https://www.carsensor.net/
2.4L | ヴェルファイア(20系) |
最高出力 | 170PS/6000rpm |
最高トルク | 22.8kg.m/4000rpm |
燃料タンク容量 | 65L |
初代ヴェルファイア(2.4L)は、重い車重にたいしてエンジンパワーが不足しているという、そういう口コミは多いですね。
ただ、初代ヴェルファイアに限っては、加速性能に関して真っ二つに意見が別れています。
人によっては、「加速が良い」とか「遅いとは思わない」とかありますが、加速に関しては人によっても感じ方が違うのかもしれません。
ヴェルファイアを年式別に比較すると
引用:https://toyota.jp/vellfire/exterior/?padid=ag341_from_vellfire_navi_exterior
新型ヴェルファイアと旧型を比較すると、排気量が「2.4L」から「2.5L」に変更されたり、ハイブリッド車が追加されたりしています。
新型では加速を楽しみたい人や燃費にこだわりたい人なども、ヴェルファイアを選んでも損がないようになっていいます。
ヴェルファイアのハイブリッド車は、燃費に重点を置いているので、ヴェルファイアの中では燃費が一番良いですから、燃費が良いミニバンが欲しい人は、ハイブリッド車を選べるのは良いですね。
また、エンジンスペックの最大トルクというのは、数字が大きければ加速していく力が強くなっていきます。
自転車のペダルを漕ぐという行為が、まさにエンジントルクというやつです。そして、車を買おうという人が一番気になるのが、静粛性です。
ヴェルファイアの静粛性は、社外のロードノイズや風切り音など、かなりのレベルで車内にまで聞こえないように設計されています。
一般的には、排気量が大きくてエンジンスペックが高い車ほど、余りアクセルを踏まなくてもスピードが出るのです。その結果、静粛性も向上していることが多いです。
市街地走行では、余りスピードを出す機会がないため、ヴェルファイアのハイブリッド車でも、十分だと言えますね。なぜなら、ハイブリッド車ならモーターの走行だけで、全てまかなえるからです。
コスパ重視で選ぶならヴェルファイアの「2.5L」が良いです。
引用:https://toyota.jp/vellfire/exterior/?padid=ag341_from_vellfire_navi_exterior
限られた予算でも、出来る限り良い装備が付いているし、走行性能や乗り心地などもバランスが取れているのが、ヴェルファイアの「2.5L」です。
乗り心地重視で選ぶなら、ヴェルファイアのハイブリッドがオススメです。
市街地や通勤の足に使うなら、静粛性の高いハイブリッド車が、一番おすすめできます。また、3.5Lほどのエンジンパワーはいらないという人も、ヴェルファイアハイブリッドは、選んでも後悔はないと言えます。
とにかく、ガソリンスタンドに行く頻度を減らしたいとか、県をまたいで旅行に出かけるという場合も、ヴェルファイアハイブリッドは、良い仕事をしてくれるでしょう。
走り重視で選ぶなら、ヴェルファイア(3.5L)が最も最適だと言えます。V6エンジンの加速を味わいたいと言うなら、ヴェルファイア(3.5L)は選んでも後悔はしないでしょう。
余裕の走りをするので坂道走行が多いとか、重い荷物を積む予定があるなど、そういう使い方をする場合も最適だと言えます。
まとめ
新車価格が高くても、ハイブリッド車ならもとが取れると、そのように考えてヴェルファイアのハイブリッドは選ばないほうが良いでしょう。
目先のガソリン代だけを節約したいと言うなら、とくに選んでも後悔はないですけどね。
さらに、ヴェルファイアハイブリッドは燃費重視なので、他のグレードと比較すると、エンジンスペックはかなり低いです。
同じお金を出すなら、上位グレードを選び快適な走行を楽しんだほうが良いと思うので。
そして、ヴェルファイアは新型と旧型と比較すると、現行型のヴェルファイアのほうが、エンジンスペックは向上しているので、少なくとも新型のほうが快適な運転が楽しめそうです。
ヴェルファイアを検討しているなら、新型を試乗してみてから中古にするか新車にするか、決めるのも良いでしょう。
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